Cotes de Provence & Languedoc Roussillon |
【コート・ド・プロヴァンス】
ワイン造りの歴史は、二千年以上も前からとフランスでは最も古く、またロゼワインの一大産地としても名高い。
*コスティエール・ド・ニーム=ガール県の県庁所在地、ニーム周辺で産する赤、白、ロゼ。*フォジェール=’82年に昇格。エロー県の内陸部で産する赤と少量の白とロゼ。*サン・シニアン=フォジェールのにしに位置し、産するワインも似ている。
*ミネルヴォワ=’85年昇格の広い区域。赤、白、ロゼを産する。 *リムー=発泡性ワインの産地としても有名。AOCを獲得したのは’93年。地理的には、マルセイユからニースにかけてのコート・ダジュールの海岸線一帯と、エクス・アン・プロヴァンスからドラギニャンまでの内陸部、及びモール山脈の斜面を含んでいる。
アペラシオンはいくつかあるが、一番生産量の多いコート・ド・プロヴァンスの他に、’85年にAOCに格上げされた広大な産地コトー・デクス・アン・プロヴァンス、最も東に位置する小さな区域ベレ、海岸沿いのバンドール、その隣のカシス、マルセイユの北にある極めて小さなパレットなど。カシスでは穏やかな酸味を身上とする辛口の白ワインが有名。バンドールでは、この地方で最もコクのあるタイプの赤を、パレット、ベレからはロゼは勿論のこと、評判の良い辛口の白も産出。
主な葡萄品種は、赤、ロゼ用にカリニャン種、サンソー種、グルナッシュ種、白にはクレレット、ユニ・ブラン種などがある。
【ラングドック&ルーション】
地中海沿岸のガール、エロー、オード、ピレネー、ゾリアンタルの各県にまたがり、フランス全土のワイン生産量の約3分の1を占める。大半がヴァン・ド・ターブルだが、AOCも多い。また、品種はお隣のコート・ド・プロヴァンスと殆ど同じ。 |
【当店のお奨めワイン】 |
Vin de Pays |
ヴァン・ド・ペイは、ヴァン・ド・ターブルの中のエリートで、産地が明示されています。ヴァン・ド・ペイを名乗るには、以下の品質基準を満たすものでなければなりません。
1.指定された品質を用い、限定された土地(県、県内の一定地区、または数県からなる地方)で産出されたものでなければならず、ワインにはこの土地の名が付く。
2.自然のアルコール含有量は、地中海沿岸地方では10%以上、その他の地方ではその地方によって9.5%ないし9%以上でなければならない。 3.分析上の基準を満たし、試飲によっても満足できる特徴を持つものでなければならない。これは、全国ワイン同業者連合会(ONIVINS)によって承認された試飲委員会が選定する。
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